TiC
TiCコーティングの上に更に耐熱性を加えるために、TiCN・TiN層を
コーティングした処理です。潤滑性・離型性にも優れます
特色
高い 密着性 |
|
約 1,000℃の高温下でコーティングするため、セラミックスと処理物表面との間で
原子拡散(浸透)が活発に行われます。そのため、高い密着性を得る事ができます。
|
 |
良好な つきまわり性 |
|
ガスを用いた化学反応で製膜するため、複雑な形状をもつ
機構部品や細孔内部へも、まんべんなく、均一にコーティングができます。
|
 |
高い 摺動性 |
|
TiCと比べ、被膜硬度は低いですが、摩擦係数が低く
なじみ性も良いため、焼き付きや、カジリつきの低減に効果があります。
|
|
|
|
詳細
| TiCN コーティング |
| 用途 |
 |
耐摩耗性向上
耐摺動摩耗性向上 |
 |
| ダイカストピン、超硬工具 |
 |
| 温間圧造用工具、絞り金型 |
|
| 色 |
黄褐色 |
| 被膜硬度 |
Hv2,500 |
| 耐熱温度 |
550℃ |
| 摩擦係数 |
0.4 |
| 処理温度 |
950〜1,000℃以上 |
| 推薦膜厚 |
4μm以上 |
|
|
|
|
|
(画像クリックで拡大)
|
ポイント・注意点
PVD処理に比べ、高温での処理となりますので、歪み、変寸を起こす可能性があります。